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東京湧水・国分寺崖線「お鷹の道・真姿の池」これぞ湧水だぁ!!の巻

9月に訪問していたのだけれど記事をアップしていなかったぁ(^▽^;)
素敵な湧水だったのでご紹介しないとバチがあたる?!
ぜひお出かけいただきたいなぁ・・・ということで
※国分寺崖線とは、国分寺市から世田谷区まで続く武蔵の段丘南側の崖線(がいせん)。
「ハケ」と呼ばれ大岡昇平の「武蔵野夫人」にも登場するらしいけど(読んだことはない)
斜面という事もあり開発されず雑木林として残り台地に降った雨が湧水となって流れ出す。
今回の場所は野川の最源流部の一つでゴザルが、何と言ってもロケーションが素晴らしい。


国分寺崖線
「お鷹の道」「真姿の池」湧水を訪ねる


撮影:2019年9月30日(月)午後 Canon PowerShot G7X

▼「お鷹の道」中ほどにある「真姿の池」近くのロケーション!
映画のロケに使っても良いくらいの雰囲気のある道だぁ!

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▼今回のブラリ旅のスタートはJR西国分寺駅!武蔵浦和駅から武蔵野線一本で来ることができるのも嬉しい(^^♪

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▼西国分寺駅を出たロータリーにあった観光地図。赤い線が今回巡ったルートでゴザル。街中には所々案内表示はあるけれど、「地図の読めない人」には、少し分かりにくいように感じました。※赤い線と矢印はtorikeraが加工挿入!

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▼こちらは、コース上の交差点にある住宅の前に表示してあった地図です。

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▼こちらは、途中の「都立武蔵国分寺公園」の入口にあった地図。
※赤い線と矢印はtorikeraが加工挿入
この日は夜に上野鈴本の真打披露があったので半日コースとしましたが、時間があれば1日コースとして「姿見の池」や「殿ヶ谷戸庭園」はぜひ立ち寄りたいポイントだと思います!

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▼「都立武蔵国分寺公園」 写真中央に上の地図がありました。

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▼「都立武蔵国分寺公園」の先、消防署がありその先から、武蔵野台地の「へり」となり道が大きく下っていきます。いわゆるこちらが「国分寺崖線」(こくぶんじ・がいせん=がけ)になります。

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▼同じ道を下から見上げた写真です。直線にするとさすがに急傾斜になってしまうため、アルファベットの「S」字型に少し道が曲がって作られているのが分かります。この写真の右手に、やはり崖線の傾斜を利用して作った武蔵国分寺・薬師堂があります。

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▼崖線を下り始めるところで左に入る小道を行くと、薬師堂の横に出る。正面に回ると立派なお堂でゴザル。以前は茅葺だったそうだ。
「建武2年(1335年)新田義貞の寄進により、武蔵国分寺史跡の金堂跡付近に建立されたと伝えられています。現在の薬師堂は宝暦年間(1751年から1764年)に今の場所に移され、建て替えられたものです。」※市のホームページより転載。

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▼武蔵国分寺の解説板。

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▼薬師堂からさらに石段を下ってくると仁王門があります。写真でも仁王門の後ろに石段があることが分かりますね。国分寺崖線の傾斜を取り入れた設計です。

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▼仁王門の解説板。

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▼仁王門の中の仁王を撮ってみました。格子の枠が写ってしまいましたね。「阿吽(あうん)の呼吸」なんて言いますが、こちらの仁王様は口を開いた「阿(あ)形」です。向かって右(東)が「阿」、左(西)に「吽(うん)」なんだそうですよ。元々は、単独の執金剛神(しゅこんごうしん)というお釈迦様をガードする独尊だったそうだけど、二人にして門番にすれば鉄壁の護りということ?でいつも二人でセットになったとか!

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▼仁王門の近くに、「庚申塔」(こうしんとう)を見つけました。本尊の青面金剛(しょうめんこんごう)の顔が残念ながら風化して分からなくなってしまっています。青面金剛は、中国の道教思想から由来しているそうで、帝釈天(たいしゃくてん)の使い、体は青く、顔1面、腕が6本の「六臂」 (ろっぴ)で描かれることが多く、 怒りの形相で病魔を退けてくれるそうですな。面白いことにこの庚申塔は、足元に「邪鬼」が無く、三猿は両側の2匹が横向き(左から聞かザル、見ザル、言わザル)でした('◇')ゞ

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▼仁王門近くに柿の木があり、落ち葉が秋の気配を感じさせてくれていました。

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▼崖線の下にあったのが武蔵国分寺。こちらの境内には「万葉植物園」と称して、万葉集に登場する草花を植栽して見せてくれています。

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▼武蔵国分寺本堂と境内の百日紅の花

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▼武蔵国分寺本堂の龍の彫り物

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▼武蔵国分寺境内の万葉植物園。境内にも湧水がありお鷹の道の流れの一部になっています。

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▼万葉植物園の解説板

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▼武蔵国分寺の石碑

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▼国分寺楼門。この門は元は米津寺(東久留米市)にあったものを移築したそうですが、江戸時代の建築様式を残しているとか。

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▼国分寺楼門全景。

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▼国分寺楼門解説板。

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▼こちらは、国分寺楼門の先に広がる、もともと武蔵国分寺が建っていたスペース。広大な敷地の中に正面あたりに講堂や金堂があったそうです。先ほどから紹介している薬師堂・国分寺・楼門などは後の時代に移築されたものということですね。

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▼武蔵国分寺解説板。

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▼さてさて、前振りが長くなってしまいましたが、いよいよここから本題の「お鷹の道」が始まります(笑)。
この写真は、先ほどご紹介した武蔵国分寺の前の細い道を入って来たところです。

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▼「お鷹の道」入り口にある、コース図になります。現在地は、「国分寺」・「万葉植物園」のちょっと先くらいです。

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▼「お鷹の道遊歩道」解説板。この道は名前の通り、尾張徳川家の御鷹場(鷹狩りの場所=将軍のレクリエーション&戦闘訓練として各地に鷹を使った狩りができる広大な山野が確保され管理されていたそうです)となっていた地域で、湧水及び周囲の緑地が散策路ととして保全されてきました。

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▼国分寺隣の私有地から湧き出た水が塀の下から流れ出ています。塀の奥が国分寺崖線の崖になります。

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▼流れの周辺はきれいに整備されています。

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▼水路の上に大きな蜘蛛の巣が輝いていました。

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▼「お鷹の道湧水園」&「武蔵国分寺跡資料館」は、残念ながら月曜の休館日でしたぁ。改めて出直しですね。
※武蔵国分寺跡資料館のオフィシャルサイトへ
こちらにあるガイドブックをプリントしてから出かけるとさらに楽しめますよ。

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▼湧水園の玄関は、長屋門が使用されていました。

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▼「お鷹の道」中心部の地図です。

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▼史跡の駅「おたカフェ」も定休日!!なんてこった(^▽^;) 月曜日は何かと不便です。

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▼「お鷹の道」

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▼お鷹の道から、湧水園・資料館の中の様子を見てみました。柵の向こうに見えているものは、ミニチュアの武蔵国分寺七重の塔の復元模型1/10だそうです。

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▼なんとも素敵な散歩道に仕上がっています。

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▼流量計がありました。(^^)/

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▼「お鷹の道」、現在350m程が整備されて散策路として公開されています。

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▼真姿の池への入り口です。

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▼標識のところから崖線方面へ入ると、再び崖線から流れてくる水路沿いに小道が続きます。

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▼板塀沿いに流れるこの水路も、何とも言えない風情がある所です。

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▼「真姿の池湧水群」の解説板。

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▼画面正面の国分寺崖線の石垣下から水が湧き出ています。水量は豊富で大変きれいな水でした。

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▼崖線面に向かって左手にも湧水があり、こちらは池になっています。「真姿の池」で鳥居と祠があります。

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▼祠には、「弁才天」が祀られているそうで、内部には蛇が描かれた絵馬が奉納され、ご本尊の御開帳は、12年に一度行われているとか(巳年巳月巳日ですっ!)。以前が平成25年(2013年)の「巳」の年(十二支)だそうですから、この次は2025年ですねぇ(あと6年かぁ?)。('◇')ゞ

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▼池の中にはコイが泳いでいました。

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▼鳥居をくぐってすぐ右の脇あたりで水が湧いているように見えました。

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▼「真姿の池」石碑

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▼「真姿の池」の先の国分寺崖線の崖に階段があって上に登っていけます。

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▼階段の途中、崖の面にお稲荷さんがあります。

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▼崖の途中から、真姿の池の方を見下ろしています。

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▼まだ上に階段が続きます。国分寺崖線は、高さ14~15mほどの標高差があるとか。
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▼登り切ったところが、武蔵野台地の上。武蔵国分寺公園(武蔵国分寺跡)の一角で、「僧寺北東地域」になります。

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▼再び階段を下りてきました。解説板がありました。

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▼「真姿の池湧水群」の解説板です。

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▼これほど、きれいに整備され、しかも豊富な湧水をまじかに感じられる湧水地は多くありません。時間のたつのを忘れてしまいそうな、素敵なスポットでした。(ただし、9月ということもあり、まだまだヤブカがたくさんいて閉口しましたぁ(笑) )

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▼「真姿の池湧水群」の水路沿いにある農家では、野菜の販売もしています。

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▼農家の入口にあった、ちょっとおしゃれな飾り物。

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▼水路は、今でも地域の子どもたちの「遊び場」です。

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▼再び「お鷹の道」を国分寺駅方面へ歩いていくと、これまた立派な長屋門がありました。

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▼「お鷹の道」の風景です・・・・

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▼お鷹の道遊歩道の終点(東端)です。このあと、水路は上流部の「姿見の池」「日立中央研究所池」から流れてきた「野川」と合流しています。

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▼遊歩道終点の看板の地図。ここからは、JR国分寺駅南口がすぐです。

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※最後までご覧いただきましてありがとうございました。
大変素敵な湧水地ですので、ぜひ機会がありましたらご訪問いただきたいと思います。
きっとあなたも湧水の虜になること間違いなしです。


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コメント

Re: 水の話題

ytaka007さん!こんばんは!
こちらの湧水群は本当に見事で、何よりいまだに豊かな水量を保っていることが貴重だと思います。
また、さらに嬉しいことに地元で湧水を大事に管理していること、地域の人々との繋がりが生きていること。
富士見市の湧水地でも、弁才天を祀り水源を大切にしてきた地域の人の心が通わなくなってしまうと湧水もダメになってしまうようです。湧水の保護というのは簡単ではないのでしょうが、周辺の環境や人間生活との関係の中でバランスよく生き続けてほしいものですね。(*^▽^*)
記事がへたくそなのでいつも写真でごまかしています(多すぎてスイマセン!)

水の話題

今晩は、とりさん
国分寺の湧水は今も見事にきれいですね。
飲めるのではないかと思えるほどですよね。よくこれだけきれいに管理しているなと感心します。さいたまにはこれほどきれいな湧水一帯ないでしょうからね。
名水100選に入ること、東京にして立派なこと。
美しい流水は惚れ惚れします。以前、塩原の宿屋で甲類焼酎割の水は地元の普通の水だったんですが、この水割りが非常においしかったんです。水なんですよ。
水は食べ物飲み物の味を変えますからね。お茶・コーヒー・水と3大好物ノンアルコ―ル飲み物です。
たくさんの撮影お疲れさまでした。

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